<実施報告>立命館大学「薬学体験!坐薬と軟膏をつくってみよう!!」
2026年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム
立命館大学「薬学体験!坐薬と軟膏をつくってみよう!!」
開催概要
開催日程: 2026年7月25日(土) 10:00 ~ 11:30
開催場所: 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
参加者数: 小学生15名
1. 導入講義
体験学習に先立ち、医療現場における衛生管理の重要性や、医薬品の剤形の種類について解説するとともに、これから体験する模擬坐剤および模擬軟膏の調製方法について講義を実施しました。
2. 手洗い体験
専用のローションを手についた汚れに見立てて手を洗った後、特殊なライトを手に当てることで、適切な手洗いが実施できているかを視覚的に確認しました。製剤実習の基本となる衛生管理の重要性について理解を深めるとともに、衛生的な環境で実習に取り組む意識を養いました。
3. 坐薬づくり体験
あらかじめ安全に管理された約50℃の温浴(湯せん)を用いて、模擬坐剤の基剤を均一に溶解し、坐剤容器へ流し込んで成形する製剤工程を体験しました。また、用途に応じた適切な分割方法についても学び、坐剤調製の基本的な操作を経験しました。
4. 軟膏づくり体験
実習用の軟膏板と軟膏ヘラを使用し、ワセリンを基剤とした模擬軟膏の混和調製を体験しました。外用製剤の調製方法とその基本原理について学び、医薬品製剤への理解を深めました。
講師・担当教員からのコメント
今回の薬学体験では、小学校高学年から中学生を対象に、薬学部の専門施設や器具を用いた製剤調製を体験していただきました。
導入講義では、スライドや参加者への問いかけを交えながら進行したことで、参加者から積極的な反応が見られ、医薬品や薬学に関する基礎的な知識を理解した上で実習に臨む様子がうかがえました。
体験学習では、参加者一人ひとりが終始真剣な表情で作業に取り組み、約50℃の温浴を用いた坐剤の調製や、軟膏板・軟膏ヘラを用いた軟膏の混和調製など、それぞれの工程を丁寧に確認しながら実践していました。自らの手で模擬製剤を完成させた際には、達成感に満ちた表情や笑顔が見られ、薬学の学びを楽しみながら充実した体験となっている様子が見受けられました。
本プログラムを通じて、参加者には医薬品や薬学に関する知識を深めていただくとともに、「薬学」や「科学」に対する興味・関心を高める機会となることを目指しました。今回の体験が、探究心を育む契機となり、将来の学びや進路選択を考える一助となることを期待しています。
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