<実施報告>立命館大学「ウイルスのふしぎ ~ウイルスって何だろう?~」
2026年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム
立命館大学
「ウイルスのふしぎ ~ウイルスって何だろう?~」
開催概要
開催日程: 2026年7月4日(土)、11日(土)、12日(日) 15:30 ~ 17:00
開催場所: 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
参加者数: のべ38名(小学生26名、中学生9名、高校生3名)
全3回の講座では、植物に感染するキュウリモザイクウイルス(CMV)をテーマに、本格的な実験に挑戦しました。参加者は大学の実験室でRNA抽出、RT-PCR、電気泳動やイムノクロマト法によるウイルス検出を体験し、初めて扱うマイクロピペットや遠心分離機などの実験機器も上手に使いこなしていました。難しい内容にも真剣に取り組む姿が印象的で、実験結果を確認する場面では大きな盛り上がりが見られました。アンケートでは「実験器具を使う実験が楽しかった」「また参加したい」といった声が多く寄せられ、大変満足度の高い講座となりました。
講師・担当教員からのコメント
今回の企画では、キュウリモザイクウイルス(CMV)の植物への接種、感染葉からのRNA抽出とRT-PCRによるCMV RNAの検出、抗原検査によるCMV粒子(粒子を形成している外被タンパク質)の検出を体験してもらいました。いずれも、見えないウイルスを検出するための基本的な実験です。小中高の理科ではほぼ取り上げられない内容であり、肉眼では見えない小さなウイルスに関する実験だったため、なかなかイメージしづらかったのではないかと思います。今回の企画を通して、身近な農作物もウイルスに侵されて病気になりうることをご理解いただけたかと思います。農業を行う上で病気をいかに防いでいくかは、人類に課された永遠の課題です。今回の企画をきっかけに、農学、特に植物保護科学に興味関心を持っていただければ幸いです。
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