【実施報告】立命館大学「夏休みエコサイエンスプログラム」
2024年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム
立命館大学「夏休みエコサイエンスプログラム」
開催概要
開催日程: 2024年7月27日(土) 10:00 ~ 12:00
開催場所: 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス
参加者数: 15名(小学生14名、中学生1名)
立命館大学の実験室で、水の電気分解を使った実験が行われました。参加者は、水から酸素と水素がどのように分かれるかを観察し、続いて水素を使ったエコな実験にも挑戦しました。ガスバーナーと水素バーナーのCO2排出量を比較することで、環境への影響について学びました。アンケートでは「実験が楽しかった」「水素で車が動くのが楽しかった」と感想をいただきました。楽しみながら学びの多い時間を過ごせた参加者が多くいたようです。普段立ち入れない大学の研究室を見学できる機会もあり、保護者も含めて貴重な体験ができました。
講師・担当教員からのコメント
今回の企画では、身近にあるものを使って水の電気分解や燃料電池を利用した発電ができるかを、皆さんに実験していただきました。水の電気分解では、水素と酸素の気体が発生する様子を確認できました。その後、皆さんには、水素バーナーとガスバーナーを使用した際の二酸化炭素の発生量をモニターしたり、燃料電池を使った発電の様子をご覧いただきました。地球温暖化を実感する猛暑日の開催となりましたが、これが将来のエネルギー問題を考えるきっかけになれば幸いです。