お知らせ

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【報告】立命館大学飛行機研究会RAPTが鳥人間コンテストに出場しました(7/29~30・立命館大学)

滋賀県をはじめ、環びわ湖大学・地域コンソーシアムでは、「君が知りたいこと、やりたいこと」を合言葉に、子ども達がワクワクする体験づくりを応援しています。

概要

 2023年7月29日・30日、滋賀県彦根市にて自作人力飛行機による競技会「第45回鳥人間コンテスト2023」が開催され、立命館大学飛行機研究会RAPT(以下、RAPT)が、4年ぶりに出場しました。

 RAPTは、人力プロペラ機部門に出場し、29日、今大会の一番機として琵琶湖へ飛び立ち、チーム最長記録の254.53mを大幅に更新する1683.24mを記録しました。


鳥人間コンテストとは?

 読売テレビ主催「鳥人間コンテスト」は、各団体が製作した個性ある機体を⾶ばし⾶⾏距離を競う⼤会です。コンテストには2 部⾨あり、それぞれ「滑空機部⾨」と「⼈⼒プロペラ機部⾨」です。
 RAPT は、「⼈⼒プロペラ機部⾨」に出場しました。


⽴命館⼤学⾶⾏機研究会RAPT とは?

 RAPT は⽴命館⼤学⾶⾏機研究会という理⼯学部プロジェクト団体で、1996 年に設⽴し、滑空部⾨15 年、⼈⼒部⾨13 年の歴史を持っています。そして、毎年琵琶湖で開催される⿃⼈間コンテストに出場し、⻑距離⾶⾏することを⽬標に掲げ活動しています。⿃⼈間コンテスト2023 出場時は、1~3回生の部員52名で活動していました。(9/13 現在、1~2回生の部員37名)

 機体製作は7 班に役割を分け⾏います。つばさを作る「翼班」、⾻組みを作る「フレーム班」、コックピットを作る「フェアリング班」、舵を切る機構を作る「操舵班」、プロペラを作る「プロペラ班」、計測計などの電⼦機器を扱う「電装班」、パイロットの漕ぐ⼒をプロペラに伝える機構を作る「駆動班」があります。7 班に加えパイロットが所属する「パイロット班」があります。
 今年の機体の⼤きさは全⻑約7.5m・翼幅31.2m にもなります。名前は「SASH」。襷という意味があります。


⿃⼈間コンテスト2023 出場!

 今年は⽴命館⼤学⾶⾏機研究会RAPT として4 年ぶりの出場となりました。今年の機体は今までの機体形状である「ダイダロス」から⼤きく変更し、「中ペラ」という形状で挑みました。
 ⾒た⽬の⼤きな変更点でいうと、「プロペラの位置」です。(「ダイダロス」ではプロペラはコックピットの前側にあり、パイロットから視認できます。)今年の⼀番機として⾶んだ、その記録は「1683.24m」、前回出場時の記録を⼤きく上回る記録になりました。⾒事、1 ㎞⾶びきるという⽬標を達成することができました。

 しかし、この記録では満⾜しきれない現在の2回⽣と1回⽣。記録を⼤幅更新した機体の形「中ペラ」を引き継ぎ、新しい課題「精度向上」や「軽量化」に取り組むことに決めました。先輩からの襷をつなぎます。

≪関連リンク≫

鳥人間コンテスト(読売テレビ) 
https://www.ytv.co.jp/birdman/

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