【実施報告】立命館大学「理工学部の研究体験」
2025年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム
立命館大学「理工学部の研究体験」
開催概要
開催日程: 2025年10月11日(土) 11:30 ~ 15:30
開催場所: 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス プリズムハウス
参加者数: 約330名
立命館大学理工学部では、加古川篤准教授(ロボティクス学科)による「水中ロボット」デモンストレーションと、川﨑佑磨准教授(環境都市工学科)による体験イベント「コンクリートオブジェ作り」を実施しました。噴水を囲んで披露された「水中ヘビ型ロボット」や未発表の「水中吸着移動ロボットアーム」は、来場者の注目を集めました。また、4回に分けて開催したコンクリート工作体験は全回満席となり、子どもから大人までがコンクリートの魅力に触れる盛況な企画となりました。
講師・担当教員からのコメント
加古川篤准教授(ロボティクス学科)より
「研究開発中のロボットをキャンパス内の噴水で泳がせることは全く初めての試みでした。水中ヘビ型ロボットが悠々と泳ぐ様子や水中吸着移動作業ロボットアームが壁に貼り付きながら動作する様子を見て、子供から大人まで食い入るように見てくださったのがとても印象的でした。来場者の方々に直接ロボットを操作していただく体験の機会を今回は設けませんでしたが、次回以降はそのような企画を検討したいと思いました。」
川﨑佑磨准教授(環境都市工学科)より
「モルタルのオブジェ作りを中心に、コンクリートとは何か、について体験してもらいました。オブジェ作りの参加者は100名を超過し大盛況でした。未就学児も含め多くの子供に体験してもらい、コンクリートの作り方について遊びを通じて学んでもらえました。コンクリート楽器についても興味を持ってもらい、同じコンクリートでなぜ音が違うのか、疑問を持ちながら自分で考えている子供も多く、固まった後のコンクリート特性も楽しんでもらえました。