イベント&リポート

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【実施報告】立命館大学「ヨーグルトの蓋の秘密に迫る!~隠された最先端表面加工技術~【まなび@R】」

2025年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム

立命館大学「ヨーグルトの蓋の秘密に迫る!~隠された最先端表面加工技術~【まなび@R】」

開催概要

開催日程: 2025年7月26日(土) 13:00 ~ 14:30
開催場所: 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス ウェストウィング1F ぴあラーニングスタジオ
参加者数: 28名(小学生15名、保護者13名)

 本企画では、はじめに身近な先端技術として「ヨーグルトのふた」に使用されている「表面加工技術」についてレクチャーを行いました。その後研究室での研究体験と、ヨーグルトのふたを用いたワークショップ実験を行いました。研究室では、ヨーグルトのふたに使われている「ロータス効果」について顕微鏡で観察し、撥水効果の定量化についても体験しました。その後、ヨーグルトのふたにホワイトボードマーカーで絵や文字を書き、それを水に浮かべる実験や、ふたの表面加工の違いによって、水に浮かんだり沈んだりする実験をしました。

講師・担当教員からのコメント

 今回はわたしたちの身の回りにあるモノを題材として、生物の機能を模倣して新たな製品や機能を創出するバイオミメティクスに触れていただきました。また、研究室見学を介し、最先端の研究が行われている現場を体感してもらえたと思います。好奇心旺盛な子どもたちの姿をみて、科学の面白さを再確認することができました。分野にかかわらず科学技術に対する興味や関心を高めるきっかけとなればうれしく思います。