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理事長ご挨拶

滋賀県内には、13の大学・短期大学があり、約3万8千人もの学生が学んでいます。
環びわ湖大学・地域コンソーシアムは、滋賀県内にあるこれらの大学・短期大学と地方自治体・経済団体が相互に連携し、存在感のある個性輝く大学づくりを進めるとともに、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
この目的を達成するため、NPOやNGOなどの非営利法人、住民の方々との広範なネットワークを形成しながら、多種多様でありユニークな連携事業を実施しています。大きな柱としては、「大学地域連携」、「学生支援」、「高大連携」、「就職支援」、「単位互換」という5つの事業を掲げています。
大学は地域社会に深く埋め込まれた知的社会基盤です。したがって、大学の活性化は地域の活性化につながり、さらに大学はその教育研究機能をもとに、地域との連携型から地域と共生する融合型へと展開することが求められます。また、社会全体で学生を育てる時代といえる今日においては、その仕組みづくり、環境整備が必要となります。こうした意味において、本コンソーシアムが果たすべき役割・意義は極めて大きいものと真摯に受け止めています。
学生がキャンパスの外に出て学ぶ「サービス・ラーニング」は、高い学びの効果を得られることから全国的に拡まっています。この地域参加型学習の最大の特徴は、理論と実践を相互に学ぶといことに留まらず、学生自身が地域社会の抱える課題に直接向き合い、また、現代を生きる市民の知恵に触れ、そこから新しい政策を生み出す力を習得できるということです。さらに学生がボランティア等による社会貢献活動に携わることによって地域の一員としての帰属意識を育み、様々な世代の方との出会いによって人間力を育てていく重要な機会ともなります。学生をはじめ、地域の皆さまには本コンソーシアムが実施する様々な取り組みに積極的に参加していただき、皆さまと共によりよい街づくり、滋賀県の各地域の発展に寄与してまいりたいと考えています。
ここ近江商人発祥の地「滋賀県」から21世紀型の大学と地域社会とのコラボレーション(協働)モデルを打ち出し、全国へ発信してまいりたいと思います。これまで積み上げてきた取り組みの成果をもとに、今後も多面的な関係が構築できることを願っております。引き続き、関係各位にこれまで以上の連携とご協力を賜りますようお願を申し上げます。
一般社団法人環びわ湖大学・地域コンソーシアム理事長
立命館大学長
川口 清史





